博多かつお菜

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博多かつお菜は古くから福岡で作られていました。
アブラナ科の葉野菜で(高菜の近縁種です)地元ではかつお菜と呼び、βカトテン・ビタミンC・カルシウムを多く含み抗酸化性の高い野菜です。
かつお菜は、漢字で勝男菜と書き縁起の良い野菜とされています。形状は40cm~50cm程に成長し長楕円形です。収穫は12月~1月で、大きくなった下葉を4~5枚剥ぎ取り、その後大きくなったのを4~5枚と何度か繰り返します。
店頭にも5枚ほど1束にして並びます。最後には小さな子株を何個か袋に入れハザとして店頭に並ぶこともあります。旨みは辛く感じる物もありますが、ほんのり甘みがあります。
使い方はいろいろありますが、一般的には元旦の朝一番に食卓に上がる具材として利用されます。かつお菜を年初にいただくことでかつお菜とも言います。枕詞で、かつお菜があるけん博多たい・・とは言いませんと言う言葉もあります。
農家ではかつお菜を作っても、現在では正月用にしか食べませんので栽培が少なくなっています。

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