島人参は沖縄で冬に出回る野菜です。(チデークニ)形状は朝鮮人参のように細長いのですが、枝分かれはしておらず、30cm~40cmの長さで真っ直ぐの一本です。全体が黄色で、生のものをカットするとき、独特の青臭さが香りますが、島人参が好きな人にとってはそれもおいしい香りです。
炒めるときはそぎ切りにすることが多いです。油で炒めるとカロテンの作用なのか、少し甘みのある香りに変化します。ニンニクの葉と炒めるのが定番ですが、代わりにニラや青ネギやピーマンなどで彩りを工夫することもあります。缶詰のシーチキンをだし代わりに入れることも多く、マッチングしておいしいです。
また、炒めるだけではなく、シンジムン(煎じもの)と呼ばれる豚キモのお汁に、斜め輪切りにしていれることもあります。これは地元の薬膳料理ですが、具材の香りの相乗効果で、これまた何とも言えないおいしい香りが立ちます。
島人参は栄養価が高く、ビタミンA、C、鉄分などを多く含んでおり、寒い季節の体力(クンチ)を増強してくれますし、風邪を引いた身体にも効きます。
【発送12~2月】沖縄産 島人参(チデークニ)500g 滋養食として重宝されている、独特の爽やかな香りの人参です【島野菜】
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