京都には多くの名産品があり、和菓子や漬物、宇治茶など多く知れ渡っています。そして名産品というイメージがないのですが、京都ならではのものと言えるのがちりめん山椒です。
ちりめんじゃこを実山椒と共に醤油や酒などで炊き合わせたもので、とても歴史のある食べ物です。京都の内陸部は海から遠いこともあり、新鮮な魚が手に入り食い土地でした。美味しく食べるための工夫をしてきた中で生まれたのが、ちりめんじゃこを新鮮なまま美味しく保存食にするちりめん山椒です。
他の地域にもちりめんじゃこを使ったものはありますが、京都のものはちりめんじゃこや山椒の実の素材の味をそのままに生かした技法が特徴的です。佃煮のような濃い味ではなく、火を通しているにもかかわらずとても柔らかい感触で、しかも保存が効くことが他とは異なる点です。厳選された材料を使用して鮮度を保っているので価格も安くはありませんが、銘品の名にふさわしい食べ物だと言えます。
【ちちんぷいぷいで紹介されました】ちりめん山椒(お徳用200g)【RCP】 感想(129件) |