山形県南部の置賜地方に昔から伝わる伝統野菜薄皮丸茄子。
食べ方はなんといっても一夜漬けが有名です。茄子の駿の季節７月～８月になると、置賜地方の各家庭ではガラス瓶に一夜漬けを作るのが風物詩です。ご飯のおかずやお酒のつまみにもよく合う、病み付きになる味です。この薄皮丸茄子は大きさが一口大で表面の皮がふつうの茄子と比べると薄く、パリッと割れるような食感が楽しめるのが特徴です。
ふつうの茄子はどちらかというと皮が厚く、ぎゅぎゅっとした食感が特徴ですので、初めて食べた人はおどろきの食感が楽しめます。元々この薄皮丸茄子のルーツは米沢市窪田地区に伝わる窪田茄子と呼ばれていた丸茄子を、浅漬けに向いている薄皮の茄子へ品種改良されたのがはじまりと聞いています。
 |
感想(3件) |
ビンに入った一夜漬けが一番有名ですが、からし漬けや粕漬けなどもあり、他の地域では手に入らない食材なので、お盆で帰省された方がなつかしい味を求めて、購入されることもよくあるようです。
